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【画像の仕組み】ドライブレコーダーの画素数とは

 ドライブレコーダーの映像は交通事故にあった際の証拠になったり、ご自身の運転を見つめなおしたりと非常に便利なものです。そんなドライブレコーダー選びをしているとよく目にする言葉に「画素数」という言葉があります。この記事では画素数について解説していきます。ドライブレコーダーを選ぶ際にぜひ参考にしてください。

1.画素とは

私たちが目にしている画像は多数の小さな点が集まって構成されています画像を構成する一つ一つの点のことを画素(ピクセル)と呼びます。  

2.画素数とは?

次に画素数について説明します。画素数とは一枚の画像を構成する画素の数のことです。例えば、画素数200万画素と書いてあるドライブレコーダーがあった場合、そのドライブレコーダーは200万の点(画素)で一枚の画像が構成されていることになります。
基本的に画素数が多くなればなるほど、一つの画像を構成する点が多くなるため、より滑らかな表現ができ、細かいところを表現することができるようになります。
例えば下の画像は約25万画素と約200万画素の画像ですが、拡大してみると25万画素の方では標識がぼやけていることが分かります。これは25万画素の方では一つの画像を構成する画素数が少ないことが理由です。

3.画素数の表し方について

同じ意味の画素数を表す場合でも様々な表現が用いられています。例えば800万画素を表す際に3840×2160や4Kと表記されることがありますが、どれも一つの画像の中に画素が800万あることを表しています。3840×2160のように数字×数字で表現されているのは画像を構成する横の1辺に並んでいる画素数と縦の一辺に並んでいる画素数を表しています。下記の表にある画素数の表現方法を全部覚える必要はありませんが、ドライブレコーダーを購入する際は画素数に関してこういった表現の仕方があるということを覚えておくと良いでしょう。

4.ドライブレコーダーにおすすめの画素数

交通事故が起きた際には相手のナンバーを確認したいときや双方の運転を確認したいときなどにドライブレコーダーの画素数が少ないと確認することが困難になってしまいます。一つの目安としてドライブレコーダーを購入する際は200万画素(フルHD・フルハイビジョン)以上あると良いでしょう。

200万画素以上をおすすめする理由としては、2点理由があります。
1点目として200万画素未満の画素数の場合、至近距離にあってもナンバープレートが読み取れない可能性が高いです。当て逃げをされた際やあおり運転などをされ、相手のナンパ―プレートを特定したい場合に、文字や数字を読み取れないおそれがあります。

2点目としては、30万画素、100万画素のドライブレコ―ダーの映像では、交通事故が起きた際に示談や裁判の証拠として十分にドライブレコーダーの映像を活用できない可能性があります。例えば裁判や示談で過失割合について争う際に、ドライブレコーダーの映像から弊社が行っているような交通事故鑑定を依頼することができます。弊社で行っている事故鑑定ではドライブレコーダーに映っている映像から車両の速度を求めたり、車両位置を求めたりすることを行っていますが、ドライブレコーダーの画質が高くなればなるほど鑑定の精度が高まり、映像内に映っている対象物からドライブレコーダーが遠い距離にあったとしても精度の高い鑑定を行うことができます。

画素数が低いドライブレコーダーのメリットとして、一つ一つの画像の容量が小さくなるため、画素数が多いドライブレコーダーに比べ長時間の録画が可能となる点や、本体の値段を抑えられるという点があります。しかし交通事故が起きた際などに役立てたいという目的でドライブレコーダーを購入するのであれば、200万画素数以上のものをおすすめします。

5.まとめ

この記事ではドライブレコーダーを選ぶ際に必要な情報となる画素について解説してきました。ドライブレコーダーの映像は交通事故が起きた際の客観的な証拠になることがあり、重要な役割を担っています。せっかく事故の映像があっても画素数が少なくて明確に映っていないといったことがないようにドライブレコーダーを選ぶ際は画素数に注目しましょう。
画素数以外にドライブレコーダー選びに欠かせない条件を知りたい方はこちらの記事も併せてご確認ください。
ドライブレコーダーはどんなものを選べばいいの?事故鑑定のプロが教えます!

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