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【事故多発中】首都高での交通事故から読み解く事故対策

ここ最近、首都高での事故が相次いでいます。その中でも5月14日には神奈川県川崎市、埼玉県戸田市で死亡事故が起きました。そこで今回はこのような事故を起こさないための対策と運転前に確認すべきことをご紹介いたします。

1.事故様態

・神奈川県川崎市の事故
追越し車線に止まっていた乗用車とワゴン車にトラックが衝突し、乗用車を運転していた男性が死亡しました。警察によると、パンクをして止まってしまっていたワゴン車を助けようと社外に出たあと事故に巻き込まれたそうです。また、発煙筒は設置していたそうです。

・埼玉県戸田市の事故
分岐が迫った直線道路で起きていた渋滞の車列にトラックが追突し、乗用車に乗っていた3人が死亡しました。報道によると、トラックの運転手は体調不良で風邪薬を服用して運転していたそうです。

2.事故を起こさないための対策

高速道路では基本的に駐停車をしてはいけませんが、川崎市でおきた事故のように故障などした場合は例外として認められています。自分の身を守るために、高速道路においてやむを得ず駐停車しなければいけなくなった場合以下の手順を遵守するようにしましょう。
①非常点滅表示灯を点灯し路肩に寄せる
車が止まるなどのトラブルが発生した場合、十分な幅がある路肩や路側帯に寄せて停めます。夜間の場合非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点灯させましょう。
②停止表示器材や発煙筒を設置
後続車に注意を促すために、停止表示板や発煙筒を停止車両の50m以上後方に設置するようにしましょう。
③避難し救援依頼をする
ガードレールの外側などに避難
をし、身を守るようにしましょう。その後、故障車を移動するために必要な措置を取る必要があるため、携帯電話か1kmおきに設置してある非常電話で救援依頼をするようにしましょう。

3.運転する前に確認すべきこと

体調不良により風邪薬などを飲んでから車で出かけようという状況があるかもしれません。またその風邪薬の箱の裏に、「服用後は車の運転はしないでください」や「眠気を誘う可能性のある成分が含まれています」といった表記がされている場合、服用後の運転は交通違反になります。

・道路交通法第66条 過労運転等の禁止
何人も前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

眠気を誘う成分が含まれている風邪薬などを服用して運転することが「正常な運転ができないおそれがある状態」にあたります。薬の成分によって副作用は異なりますので、記載された注意書きを読んだり、かかりつけ医や薬剤師に相談するようにしましょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。首都高での事故から、事故を引き起こさないための対策や運転する前に確認が必要なことを紹介してきました。やはり、道路交通法を遵守することが事故を防ぐことへの一番の近道ということがわかりました。「少しぐらい平気だろう」や「慣れているから確認しなくていいいや」などの気の緩みによって道路交通法を違反することで事故は起きます。命にかかわることですので、道路交通法を遵守し運転をするようにしましょう。

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