もうすぐゴールデンウィークなので、車を使いどこか遠くへ出かける計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった場合は、高速道路を使って目的地に向かうことも多くなってくると思います。そこで今回は、高速道路の運転で起きる可能性の高い交通事故、事故原因、危険な点、対策をご紹介いたします。
(出典:内閣府 高速道路における事故類型別交通事故発生状況 令和4年)
上記のグラフは高速道路における事故類型別交通事故発生状況を表したものです。このグラフからは様々な事故の種類のなかでも、圧倒的に追突事故が多い事がわかります。
内閣府の高速道路における法令違反別交通事故発生状況によると、前方不注意(43.6%)、動静不注視(23.5%)、安全不確認(15.1%)といった安全運転義務違反が多くを占めています。このことから渋滞や長時間のドライブ、景色の変わらない道を長距離運転することが眠気や集中力の低下に繋がり、安全確認が疎かになって適切な車間距離などを保つことができなくなり、追突事故などがおこることがわかります。
中央道相模湖IC付近、東北道羽生PA付近、関越道高坂SA付近、東名高速秦野中井IC付近が大規模の渋滞が予想されます。また、NEXCO東日本によると、渋滞のピークは上り下りともに5月3日、4日が予想されています。大規模な渋滞は眠気や集中力低下に引き起こし、安全確認が疎かになり追突事故などの交通事故に繋がる可能性がありますので、こまめに道路情報などをチェックして渋滞を回避するようにしましょう。
・トンネルの出入り口は速度が変化しやすくなります。またトンネル内では視力が一時低下するので注意が必要です。
・ゴールデンウィークや夏休みなどでは高速道路では渋滞が頻繁に発生します。渋滞によるストレスにより集中力が低下し、注意散漫になりやすくなります。
・高速道路でのカーブは一般道路を走行しているときよりも注意が必要になってきます。遠心力は速度が速いほど大きくなるため、車線をはみ出しやすくなります。
・合流地点や分岐地点、料金所などはしっかり安全確認をしないと多くの車両を巻き込む事故を引き起こす可能性があります。しっかり安全確認をとり周囲の交通環境に適した運転をするようにしましょう。
高速道路は危険な点が多くあります。しっかり対策をとって運転に臨むようにしましょう。
・適切な車間距離を取る
高速道路では一般道路と比較して走行速度が速いため、制動距離がその分長くなります。一般道路と同じ感覚ではブレーキを踏んでも追突を回避できない可能性があるため、速度にみあった適切な車間距離を取るようにしましょう。
・休憩をしっかりとる
高速道路では一般道路よりもスピードをだして走行しなければならず、普段よりも集中力が必要であったり、緊張常態が続くなどして心身ともに疲労が蓄積されやすくなっています。疲労が蓄積されると眠気に襲われるなどして、判断力が低下します。高速道路での判断ミスは大事故を引き起こす可能性がありますので、適宜休憩をしっかりとるようにしましょう。
・EXPASA富士川(上り)
大観覧車「Fuji Sky View」やイルミネーションがあり楽しみながら休憩がとれます。また富士宮やきそばもたべることができ、ご当地名物を満喫することができます。
・海ほたるパーキングエリア(上り・下り)
360°海に囲まれているパーキングエリアで心身ともに疲れを癒やすことができます。様々な飲食店や売店、展望デッキ、ゲームセンターなど施設が充実しているのも特徴です。
交通事故でお困りの方へ
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S様
父が交通事故被害に遭い、突然亡くなりました。
加害者の供述、警察の実況見分調書記載の内容に納得いかず、事故の際、前後をたまたま走行していた両車両タクシーのドライブレコーダー映像を観て、加害車両の速度等の解析について、すがる思いでジェネクスト社へ依頼しました。
解析結果では、加害者の供述を遥かに超えた速度が算出され、公平なる意見書を作成、また適切なアドバイスを頂け、納得のいくサービスでありました。
反省のない被告に対し少しでも罪の意識をもってほしいとの気持ち、また、父親の名誉の為「真実は何か」との思いで裁判証拠資料として提出させて頂きました。
裁判等初めての経験ではありましたが、ドライブレコーダーの重要性を再認識させて頂いたと共に、今後、同様に事故の被害に遭われた方々には、ジェネクスト社への相談を是非おススメしたいと思います。
西条タクシー株式会社 代表取締役 西条勝昭様
タクシー会社を経営していると、いろいろな事故を扱います。
しかしここ数年、事故の相手方に悪質なケースが急増していることを実感しています。
今回の事故も、明らかに相手方の重過失で通常の事故処理で終わるはずでした。ところがどういう訳か、突然当社の乗務員が事情聴取され、行政処分の通達まできてしまいました。明らかに何かのコネクションによる力を感じました。
ドライブレコーダーの映像があったので裁判まで持ち込もうと思いましたが、ジェネクスト株式会社の笠原氏と出会い、ドライブレコーダーの解析、調査書を作成してもらい、検察に提出したところ、裁判をするまでもなく不起訴処分を勝ち取ることができました。
今回の件で、ドライブレコーダーの映像だけでなく、しっかりとした事故解析、それを文章化した調査書が非常に重要だと感じました。
笠原氏には、本当に感謝しています。非常識な加害者や不当な処分からドライバーを守るために、ジェネクスト株式会社を心から推薦致します。