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【3分でわかる】外国人に人気の公道カートの危険性2選

新型コロナウイルスによる入国規制が緩和されて以降、東京都内で公道カートを見かけることが増えてきました。インバウンドの復活により、公道カートの需要が大きくなる一方で、警視庁には交通ルールや騒音を巡り、苦情や相談が多数寄せられています。また6月4日には、港区日比谷通りで、タクシーと公道カートが接触するという事故が発生しました。そこで今回は公道カートの危険性、事故に巻き込まれないように意識することをご紹介いたします。

1.公道カートは違法ではないのか?

カートは、ミニカーというジャンルに分類されます。ミニカーは以下のように定義されていて、これらのすべての要素を満たした場合にミニカーと呼ばれています。

また、ミニカーは道路運送車両法では「原付一種」に区分されていますが、道路交通法では「普通自動車」に区分されますので、ミニカーの運転には普通免許が必要になります。そのため、公道カートは普通免許を持っていれば誰でも走行することができ、国際免許証があれば外国人でも運転することができます。
つまり、公道カートは違法ではないということになります。

2.公道カートの危険性

・グループ走行による無謀な運転
公道カートは10数台のグループで走行することが多く、グループで走行する中で、はぐれないようにする心理が働き、事故につながる交通違反や無謀運転が多くなります。実際に、2018年2月に起きた公道カートが信号無視をし少年をはねて負傷させた事故で、過失運転致傷などの疑いで逮捕された台湾国籍の男は調べに対して、「前のカートが待ってくれなかったからついて行った」と供述しています。
・日本の交通ルールへの理解度の低さ
公道カートの利用者の多くは外国人観光客であり、平成29年の公道カートによる事故の総数42件のうち、35件が外国人運転者による事故になっています。公道カートは国際免許証があれば運転することができますが、道路標識をはじめとした交通ルールに対して未熟なまま運転しているケースが多いです。
今月の4日に港区日比谷通りで起きたタクシーと公道カートの接触事故も、外国人が運転する公道カートが一時停止の「止まれ」を止まらずに走行したことにより発生しました。「止まれ」が読めず、意味がわからなかったという可能性もあり、インバウンドを多く抱える国としては早急な対策が必要な状況です。

3.事故に巻き込まれないようにするには

公道カートに事故に巻き込まれないようにするためには、安全確認の徹底車間距離をしっかり保つことが重要になってきます。外国人が運転することの多い公道カートは、日本の交通ルールへの理解度が低いため、私達の運転に関する常識が通用しない可能性があります。そのため、道路標識・標示に従わず、予想できない挙動を取る可能性がありますので、しっかり安全確認をするようにしましょう。また、公道カートはグループ走行することが多く、10数台いるグループの前方のカートの挙動に全体の挙動が左右されます。そのため、前についていくために急発進したり、急ブレーキをしたりする可能性がありますので、車間距離をしっかり保つようにしましょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。公道カートは騒音トラブルや交通マナーの悪さだけでなく、交通事故を引き起こす可能性が十分にあるものだということがわかりました。法改正で、シートベルトの装備義務化や尾灯の設置義務化などが行われましたが、多くのインバウンドを抱える国としては未だに課題が山積みです。前述した事故に巻き込まれないようにするために重要なことはどの様態の事故にも共通して言えることですが、もしも都内を運転していて公道カートに遭遇した際には、ぜひこのことを意識して運転してみてください。

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