弊社の事故鑑定はドライブレコーダーなどの映像を用いた光学鑑定を行っています。中には映像や画像の特徴を活用した鑑定方法などもあります。カメラの仕組みなどを知ることで、弊社が行っている事故鑑定へのご理解が深まると思います。そこで今回はカメラレンズの仕組み、カメラと私達の眼との共通点などをご紹介いたします。
・レンズの仕組み
レンズ1枚のみでは像の歪みや色がにじんでしまうため、レンズは内部に複数枚のレンズを組み合わせて作られており、大きな円に結像するようになっています。
・ピント調節
内部のレンズを前後させてピント調節を行います。
・レンズと焦点距離
焦点距離とはレンズの中心から結像する位置(焦点)までの距離のことです。焦点距離が短いレンズは画角が広くなり、撮影される範囲が大きく、反対に焦点距離が長いレンズは画角が狭くなり、撮影される範囲も小さくなるという仕組みになっています。
カメラは眼のような構造で、さまざまなものの色や形を光の情報として取り入れます。例えば、角膜と水晶体はカメラで言うところの撮影レンズの役割をになっています。角膜は光を眼球内に透過させると同時に光を屈折させるはたらきがあり、水晶体は遠くのものや近くのものを見るためのピント合わせをしています。他にも、虹彩はカメラの絞りと同じように瞳孔を通って眼の中に入る光の量を調整していたり、網膜はフィルムのように微妙な色具合や明暗を識別しています。
①カメラの外から光がレンズを通過し、被写体が「像」となります。
②そして、この通過する光の量を調節するのが絞りになります。
③同時にその光を蓄積する時間を決定する役割を担っているのがシャッターとなります。
④最後に、フィルムが微妙な色具合や明暗を識別し、記録します。
いかがだったでしょうか。このような仕組みになっているカメラから得た情報をもとに、弊社は光学鑑定をおこなっています。万が一事故が起きてしまい、裁判にまで発展してしまった場合には、交通事故鑑定書を作成して提出することで、有効的な証拠を主張することができます。
交通事故でお困りの方へ
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S様
父が交通事故被害に遭い、突然亡くなりました。
加害者の供述、警察の実況見分調書記載の内容に納得いかず、事故の際、前後をたまたま走行していた両車両タクシーのドライブレコーダー映像を観て、加害車両の速度等の解析について、すがる思いでジェネクスト社へ依頼しました。
解析結果では、加害者の供述を遥かに超えた速度が算出され、公平なる意見書を作成、また適切なアドバイスを頂け、納得のいくサービスでありました。
反省のない被告に対し少しでも罪の意識をもってほしいとの気持ち、また、父親の名誉の為「真実は何か」との思いで裁判証拠資料として提出させて頂きました。
裁判等初めての経験ではありましたが、ドライブレコーダーの重要性を再認識させて頂いたと共に、今後、同様に事故の被害に遭われた方々には、ジェネクスト社への相談を是非おススメしたいと思います。
西条タクシー株式会社 代表取締役 西条勝昭様
タクシー会社を経営していると、いろいろな事故を扱います。
しかしここ数年、事故の相手方に悪質なケースが急増していることを実感しています。
今回の事故も、明らかに相手方の重過失で通常の事故処理で終わるはずでした。ところがどういう訳か、突然当社の乗務員が事情聴取され、行政処分の通達まできてしまいました。明らかに何かのコネクションによる力を感じました。
ドライブレコーダーの映像があったので裁判まで持ち込もうと思いましたが、ジェネクスト株式会社の笠原氏と出会い、ドライブレコーダーの解析、調査書を作成してもらい、検察に提出したところ、裁判をするまでもなく不起訴処分を勝ち取ることができました。
今回の件で、ドライブレコーダーの映像だけでなく、しっかりとした事故解析、それを文章化した調査書が非常に重要だと感じました。
笠原氏には、本当に感謝しています。非常識な加害者や不当な処分からドライバーを守るために、ジェネクスト株式会社を心から推薦致します。