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【イベントが多い夏は要注意⚠️】飲酒運転の危険性

6月15日午前4時頃、熊本市中央区細工町の交差点で、飲酒をした状態で軽乗用車を時速70km/hを超える速度でバックしたまま走行し、27歳の女性をはね、死亡させるという事故が起きました。こういった飲酒運転による凄惨な事故は後を絶ちません。また、8月は夏休みを利用した大型フェス、海水浴、バーベキューといったイベントがあり、開放的な気分になるため、飲酒する機会が増えることが考えられます。そこで今回はアルコールが運転に与える影響、飲酒運転事故の傾向、対策をご紹介いたします。

1.アルコールが運転に与える影響

アルコールには脳の働きを麻痺させる作用があり、一般的にアルコールが体内に入ると、気が大きくなり理性や自制心を失ったり、平衡感覚が鈍くなったり、認知機能が低下し、視野が狭くなるなどの変化が起きます。こういった状態で運転すると以下のような危険運転につながります。
・運動機能が低下し、ブレーキ操作やハンドル操作が遅れる
車間距離の判断を誤る
・気が大きくなり、速度超過乱暴な運転をする
認知機能の低下により、歩行者や自動車等を見落としたりする

2.飲酒運転事故の傾向

アルコールによる影響を受けた運転をすることから、飲酒運転による事故は以下のような傾向にあります。
・カーブを曲がりきれず、路外へ飛び出してしまう
・横断中の歩行者を見落としまう
・信号を無視し、交差点での出会い頭事故
・ハンドル操作をあやまり、対向車と正面衝突
このような危険な事故が多い傾向にあるため、令和5年の飲酒時の死亡事故率は、飲酒なし時と比べて、約6.1倍も高くなっています。

3.飲酒運転の撲滅に向けて

飲酒運転は極めて悪質な犯罪です。飲酒運転の危険性を理解し、「飲酒運転をしない、させない、ゆるさない」という強い意志を持ち、以下のことを意識することが重要です。
・飲酒する場所には運転をしていかない
・運転をする人にお酒を勧めない
・飲酒したときには、タクシー運転代行を利用する
ハンドルキーパー運動をする
※ハンドルキーパー運動とは、自動車で飲食店に来て飲酒する場合、友人同士や飲食店の協力を得て飲酒しない人(ハンドルキーパー)を決め、その人は飲酒せず、友人を自宅まで送り、飲酒運転による事故を防止するという運動のことです。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。飲酒運転は極めて悪質な犯罪行為です。「少ししか飲んでないから、少しの距離だから、いつもの道だから、酔ってないから」などという自分で決めた勝手な理屈は通用せず、飲酒運転は取り返しのつかない結果につながってしまいます。飲酒運転の危険性を理解し、強い意志を持つようにしましょう。

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