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【2分で読める】高速道路での合流事故!基本の過失割合、修正要素について解説!

高速道路を走行していると本線への合流を行うことがあります。もし、高速道路で本道に合流する際に事故を起こしてしまったら過失割合はどうなるのでしょうか。この記事では、合流地点での事故の基本の過失割合、裁判で合流車が主張すべき修正要素、合流方法のアドバイスを解説していきます。

1.過失割合の説明

過失割合とは交通事故が起きた際に、当事者間の過失(事故を起こした責任)の割合を表したものです。この過失割合を元に示談や民事裁判等で交通事故後の受け取る額や支払う額が決定することになります。
高速道路における合流の事故では基本の過失割合は合流車A:本線走行車B=70:30となります。合流車の方が過失割合が大きくなるのは道路交通法(第75条)において本線走行車の進行を妨害してはならないとされているからです。

 

2.修正要素の説明

修正要素とは基本の過失割合を変動させる要素のことで、双方の運転に修正要素となる過失があった場合、基本の過失割合が変動することになります。裁判や示談では基本の過失割合に修正要素を考慮して最終的な過失割合が決定することになります。

合流車Aが主張すべき修正要素としては本線走行車Bの速度違反、急加速、その他の過失・重過失などがあります。

・本線走行車Aの速度違反
本線走行車Aに速度違反がある場合は本線に合流しようとするBにとって合流のタイミングを正確に判断することが困難となるため基本の過失割合から+10~20されます。高速道路における速度違反は法定速度から時速20km以上超過している場合に+10、時速40km以上の速度違反がある場合は+20されます。

・本線走行車Aの急加速
本線走行車Aが合流車Bの侵入前に急加速した場合、合流車Bが予期できず、事故の危険性が高まるため、急加速の度合いに応じて本線走行車Aの基本の過失割合に+10~20されます。

・本線走行車Aのその他の著しい過失・重過失
上記以外の本線走行車Aのその他の著しい過失の例としては、脇見運転等の著しい前方不注意、携帯電話の仕様、その他の重過失の例としては居眠り運転、酒酔い運転等があります。著しい過失があった場合は基本の過失割合に+10、重過失の場合は+20されます。

3.安全な合流の仕方

事故を起こさないために安全な合流の仕方も確認しておきましょう
①加速車線で加速できるように加速車線の前のランプウェイで先行車と車間距離を取っておく
合流で大切なのは速度を上げて本線走行車両との速度差をなくすことです
自分のペースでしっかり加速するために先行車がいる場合は車間距離を多めにとっておきましょう。
②加速車線に入ったら右ウィンカーを点けて、しっかりと加速する
加速車線を最大限活用して十分な加速を行いましょう。この際に視点を遠くにすると加速した際の恐怖感が緩和されます遅い速度で合流すると本線を走行する車両にブレーキを踏ませてしまったりして走行を妨げ事故の可能性も高まります。
③サイドミラーと目視で本線を確認し、後ろにつく車両を決め、追いつくように加速し合流する
サイドミラーと目視の両方で本線の車両の流れと安全を確認し、目標とする車両を決めましょう。その車を追いかけるように加速して加速車線の終わりごろに車の後ろに入るイメージで合流していきましょう。
この際にハンドルは軽く横にきるだけで滑らかな合流ができます。

4.まとめ

この記事では高速道路の合流地点における四輪車同士の交通事故の過失割合と修正要素について解説しました。道路交通法上で高速道路は本線が優先なので合流しようとする車は基本の過失割合が大きくなります。合流する際は加速車線でしっかり速度を上げて本線走行車の走行を阻まないようにスムーズな合流を意識していきましょう。

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